年間スケジュール

2024年 年間スケジュール

2月例会 2月1日(木)夜6:30 2月2日(金)昼1:30 熊本市民会館大ホール

劇団民藝+こまつ座 ある八重子物語

作 井上ひさし 演出 丹野郁弓
出演 中地美佐子、千葉茂則、篠田三郎、有森也実(客演)ほか

「世の中が今より少しでもマシになりますように」という新劇の精神に共感し、〈女優〉という
新しい職業の確立を目指した時代の先駆けとして知られている初代水谷八重子。1941年から
敗戦直後にかけて、東京の花街・柳橋で暮らす新派マニアの哀感を爽やかに描く喜劇。

4月例会 4月1日(月)夜6:30 4月2日(火)昼1:30 熊本県立劇場演劇ホール

劇団NLT OH!マイママ

作 ブリケール&ラセイグ 演出 釜詔人
出演 海宝弘之、渡辺力、小泉駿也、安奈ゆかり、吉越千帆

フランスの国会議員アルベールの妻マリィは、25年前に謎の失踪。一人息子ルイの結婚も決まり、
一家が幸せいっぱいのある日、アメリカ陸軍大佐フランクがアルベールを訪ねてくる。
ところが、フランクの話題と視線は、ルイのことばかり。一体フランクとは何者なのか?
七転八倒の大騒動が巻き起こる。

6月例会 6月18日(火)夜6:30 6月19日(水)昼1:30 熊本県立劇場演劇ホール

文学座 五十四の瞳

作 鄭義信 演出 松本祐子
出演 たかお鷹 金沢映美 頼経明子

舞台は戦後間もないころの瀬戸内海の小さな島。
柳仁哲(ユ・インチョル)と新しく赴任した何やら訳ありな女性教師、康春花(カン・チュンファ)
の下、日本人も朝鮮人も分け隔てなく学んでいた。しかしある日、占領軍(GHQ)が全国の朝鮮人
学校閉鎖を宣言する。このままでは俺たちの学校もなくなってしまう!
中学生になった少年たちは神戸の抗議デモに参加するため、親や先生に内緒で島を飛び出して
行く・・・。

8月例会 8月10日(土)夜6:30 8月11日(日)昼1:30 熊本県立劇場演劇ホール

劇団文化座 しゃぼん玉

原作 乃南アサ 脚本 斉藤祐一
演出 西川信廣
出演 佐々木愛 藤原章寛 青木和宣 高村尚枝 他

伊豆見翔人は、毎日のようにひったくりやコンビニ強盗を繰り返し、荒んだ生活をしていた。
ひょんなことから老婆(スマ)を助け、宮崎県の辺境にある椎葉村でスマとの不思議な共同生活を
始めることに・・・・。心に闇を持つ少年が、純朴な村人たちとの心の交流によって、見失っていた本来の自分を取り戻していく。人間ってなんて愛おしいのだろうと思わせてくれる必見の舞台!

10月例会 10月11日(金)夜6:30 10月12日(土)昼1:30 熊本県立劇場演劇ホール

劇団前進座 さんしょう太夫 ー説経節よりー

作 ふじたあさや 演出 香川良成
出演 益城孝次郎 山本春美 平澤愛 他

平将門の孫、奥州五十四郡の主、岩城判官正氏は帝の勘気をこうむり、太宰府に流人の身。
妻の玉木は、あんじゅとづし王を伴い、帝の許しを請うため、京へ向かって旅立つ。
ところが、道中、人買いの山岡太夫に騙され、母は佐渡へ、姉弟は丹後の国のさんしょう太夫の
もとへ。別れ別れに売られ、つらい悲しい日々を送り・・・・。暗闇の中、説経節の語りで幕が
開く。

12月例会 12月6日(金)夜6:30 12月7日(土)昼1:30 熊本県立劇場演劇ホール

劇団東演 獅子の見た夢 ー戦禍に生きた演劇人たちー

作 堀川恵子 脚本 シライケイタ
演出 松本祐子
出演 豊泉由樹緒 能登剛 南保大樹ほか

自由を奪われ活動も制限され、劇団も強制解散させられた戦争一色の時代にあっても、情熱と夢を貫いた新劇人たちの姿を史実に基づいて描いた舞台。桜隊が上演し続けた三好十郎の「獅子」。
やがて広島での8月6日を迎える。「獅子」の上演のため、役者・丸山定夫、演出家・八田元夫、
劇作家・三好十郎の三人が時代と戦いながら見た夢とは?